鉄箱(コンテナ・産廃ボックス)は、どこで手に入れる?

鉄箱(コンテナ・産廃ボックス)は、どこで手に入れる?

この記事では、産業廃棄物を入れる鉄箱(コンテナ・産廃ボックス・バッカン・ダストボックス・スクラップ箱ともよばれます)の入手方法について説明します。

どこで手に入れるのが最も良いのか、入手方法別に解説してみました。

金属加工が得意な業者に依頼する

建設資材や金属工業製品を取り扱っている業者の中には、鉄箱・産廃ボックスを製造しているところも多くあります。

新規で産廃ボックスの導入を検討している場合は、複数の業者に相見積もりをとってみて、価格や仕様をまずは見比べるのが良いでしょう。

業者に見積もり依頼する際のポイント

産廃ボックス・鉄箱・コンテナは、仕様によって当然工賃が変わってきます。まずは、どのような仕様が必須なのか明確にすることからスタートしましょう。

例えば、ボックスの運搬や処理にフォークリフトを使うのか、吊りクレーンやユニックを使うのか等、実際のオペレーションをよく考慮したうえで、必須となる仕様を確定させましょう。

例①:フォークリフトを使う場合

フォークリフトを使う場合の産廃ボックスは、ほとんどの場合、底面にフォークガイド(フォークを刺すところ)が付属します。フォークガイドが何か所必要なのか、見積もりの際に指定しておくとよいでしょう。

例②:クレーン・ユニックを使う場合

クレーンで吊るオペレーションがある場合は、吊り用の金具が何か所必要なのか、考慮しておく必要があります。大抵の場合は、上面に4点の金具を取り付ける場合が多いですが、他にも側面にも金具が必要なのか、必要な場合はどこに何か所必要なのか明確にしておきましょう。

なお、設計にカスタマイズを加えるほど工賃は高くなってしまいますので、現場の作業でカバーできる部分は仕様から外しておくほうが、価格を抑えることができます。

個人売買(ヤフオクなど)で入手する

個人売買はリスクもありますが、正しい知識を持って望めば基本的には安く手に入れる事ができます。

最もポピュラーなのは、ヤフオクです。ヤフオクにはありとあらゆる商品が出店されており、産廃ボックスや鉄箱、コンテナなどといったキーワードで検索すると、出展者がいる場合もあります。

中にはかなり安い金額で出展されているものもあるようです。ただし、評価の悪いコメントを見てみると、金属の破損を溶接でごまかしていたり、連絡のやり取りや出荷について難があるケースもあります。

また、価格は安いものの設計が雑であったりする場合もあります。激安だったとしても、すぐ壊れてしまえば、結局買い替えコストがかかってしまいます。

個人売買の場合、基本的にアフターフォローは期待できません。出展者や商品の情報をしっかりと見極めるノウハウが必要です。

また、価格はほとんどの場合配送料は別途となっていますので、トータル金額がいくらになるかも事前にチェックしておきましょう。

大手通販サイトを見てみる

産廃ボックスを取り扱っている大手通販サイトとしては、モノタロウが挙げられます。

モノタロウは製造業、工事業、自動車整備業の現場で必要な部材を多く取り扱っていますが、産廃ボックスやコンテナについては、今のところ点数がそれほど多くないようです。種類も限られていますので、要望に沿えるような商品は見つけにくいと思います。

また、楽天amazonには、この手の商品の取り扱いがほとんどありませんので、期待はできません。Yahooショッピングには、わずかながら取り扱いがあるようです。

インターネットで探してみる(大手通販サイト以外)

通販サイト以外でも、インターネット上のホームページを窓口に、見積もり依頼を行うことが可能なところがあります。GoogleやYahooの検索キーワードに「産廃ボックス」や「鉄箱 コンテナ」などと入力・検索すると、何サイトかヒットすると思います。

ホームページには、問い合わせフォームがあったり、連絡先を記載している場合がほとんどですので、まずはそこから見積もり依頼をかけてみましょう。その際、数量や納品先住所、必須の仕様など、見積もりに必要な情報をなるべく詳しく伝えると、より精度の高い見積もりが返ってくることが期待できます。

なお、当然容量によって値段は変わってきますが、スタンダードな2立米産廃ボックスの場合は10万円を超える場合が多いようです(税別・送料別)。

自分で作ってみる

もし、ご自身で溶接技術をお持ちであり、機材もそろっているということであれば、自作にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。産廃用に使うのであれば、ある程度の耐久性が必要になりますので、鉄板の厚みは3ミリ以上のものを使うと良いでしょう。

まとめ

世の中が便利になり、ありとあらゆる商品がインターネット上で購入できる時代になりましたが、産廃ボックスなどのニッチな商品については、まだまだインターネット上の情報もそれほど多くなく、ご希望の商品を見つけるのは少し手間がかかるかもしれません。

この記事がご要望の産廃ボックス・コンテナを見つける一助になれば幸いです。

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